2021-01-01から1年間の記事一覧
ここ何ヶ月かログアウトしていたTwitter。 久々に開いてみて早々、嫌なもの見ちゃったな。 揉め事、というか、荒れ事、というか。 人の敵意、というのは、どうしてこうも敏感に感じ取れてしまうものなのでしょうか。 政治的な話題やジェンダーの話題を取り扱…
家から電車で2、3駅のところにある、十三(じゅうそう、と読む)という街に行った。 電車に乗りたい気分だったのと、行きたい喫茶店を見つけたので。 だけど着いてみれば喫茶店は閉まっていて、 しょうがないのであてもなく、 別の喫茶店を求め散歩していたら…
過去のツイートを、ぜんぶ消しました。 特に意味はないです。 人は日々たくさんを忘れてゆくものだし。 特に意味もなく。 ツイートもその一つにしました。 それに、 忘れることと失うことは違う、 ということを僕は知っている、ような気がする、し。 とはい…
ふと周りを見渡したら、あふれんばかりのモノ、モノ、モノ。 ただ生きてるだけで目が、耳が、勝手に拾い上げる情報、情報、情報。 過剰摂取。煩雑で窮屈。 ちょっと疲れちゃったな。 しばらくtwitter辞めてます。
十年前のあの夜、携帯のライトをふと上へ向けてしまったことを、僕は忘れられないでいる。 光線は上空へと昇り、この星を抜け出し、それでもなお、自ら止まることも、消えることもできず、どこに辿り着くこともできないお前は、今頃どこを進んでいるのか。終…
ふたり、向かい合った状態で、互いに右手を差し出す。地面から垂直になるように、そっと、手のひらを合わせる。右に、左に、ななめに、手のひらを動かしてみる。すると相手の手のひらも、はがれぬようについてくる。あるタイミングで、相手も手のひらを動か…
テレビを流れるニュースは言う この街は、明日から緊急事態なのだとか 逆に言えば、今はそうではないのだとか いくつもの夜がそうであったように この夜だって僕たちを僕たちのまま 明日へ運んでくれるはずなのに 0時を境に何が変わってしまうというのか ま…
夜になると僕は、星を作って遊ぶのです。夜空にペンを走らせて、銀のインクで星を結ぶのです。あなたのことを想いながら、星を結ぶのです。初めて星座をつくった天文学者は、何色のインクで星を結んだのだろう、どうして星を結びたかったのだろう、そんなこ…
寝転がってシーツの皺を数えては 寝返りを打ってまた数えなおす ゆらゆら揺れる独り寝のベッドは 川を流れる小舟です 夜には世界中の独りぼっちが ランタンひとつ載せた小舟に揺られて 東の海へと流されてゆく たまに灯りが消える舟もあるが 決して話しかけ…
葉を落とした街路樹の足元に 綺麗な鱗を見つけんたんだ きっと夜は水で この辺りには魚が泳いでいる それは遠い昔に絶滅した 誰も知らない無名の魚で さみしい人のそばで尾ひれを振りまいて 鱗を一片落とすのさ 夜の街を歩いていたら 知らない場所にたどり着…
時間とか、そういった概念がめちゃくちゃ怖い。 うまく説明する自信はないのだけど、自分への備忘録的に書いておきたいなと思う。久々にブログも発掘したことだし。 これはもう小学生とか、そんなレベルでずっと前からそうなんだけど、永遠ってことは例えば…
夢を見た。見渡す限りの暗闇、それは誕生して間もない宇宙であった。星が生まれた。この宇宙で最初の星であった。祖星とでも言うべきこの星は、しばしの明滅を繰り返した後、二つ目の星が生まれるのを待つこともなく、爆ぜてしまった。終始独りであったゆえ…