2021-01-01から1年間の記事一覧

20210630

ここ何ヶ月かログアウトしていたTwitter。 久々に開いてみて早々、嫌なもの見ちゃったな。 揉め事、というか、荒れ事、というか。 人の敵意、というのは、どうしてこうも敏感に感じ取れてしまうものなのでしょうか。 政治的な話題やジェンダーの話題を取り扱…

あらためて

家から電車で2、3駅のところにある、十三(じゅうそう、と読む)という街に行った。 電車に乗りたい気分だったのと、行きたい喫茶店を見つけたので。 だけど着いてみれば喫茶店は閉まっていて、 しょうがないのであてもなく、 別の喫茶店を求め散歩していたら…

それと

過去のツイートを、ぜんぶ消しました。 特に意味はないです。 人は日々たくさんを忘れてゆくものだし。 特に意味もなく。 ツイートもその一つにしました。 それに、 忘れることと失うことは違う、 ということを僕は知っている、ような気がする、し。 とはい…

20210629

ふと周りを見渡したら、あふれんばかりのモノ、モノ、モノ。 ただ生きてるだけで目が、耳が、勝手に拾い上げる情報、情報、情報。 過剰摂取。煩雑で窮屈。 ちょっと疲れちゃったな。 しばらくtwitter辞めてます。

光線

十年前のあの夜、携帯のライトをふと上へ向けてしまったことを、僕は忘れられないでいる。 光線は上空へと昇り、この星を抜け出し、それでもなお、自ら止まることも、消えることもできず、どこに辿り着くこともできないお前は、今頃どこを進んでいるのか。終…

手のひらを合わせて宙に浮きたい

ふたり、向かい合った状態で、互いに右手を差し出す。地面から垂直になるように、そっと、手のひらを合わせる。右に、左に、ななめに、手のひらを動かしてみる。すると相手の手のひらも、はがれぬようについてくる。あるタイミングで、相手も手のひらを動か…

前夜

テレビを流れるニュースは言う この街は、明日から緊急事態なのだとか 逆に言えば、今はそうではないのだとか いくつもの夜がそうであったように この夜だって僕たちを僕たちのまま 明日へ運んでくれるはずなのに 0時を境に何が変わってしまうというのか ま…

夜になると僕は

夜になると僕は、星を作って遊ぶのです。夜空にペンを走らせて、銀のインクで星を結ぶのです。あなたのことを想いながら、星を結ぶのです。初めて星座をつくった天文学者は、何色のインクで星を結んだのだろう、どうして星を結びたかったのだろう、そんなこ…

夜を流れる

寝転がってシーツの皺を数えては 寝返りを打ってまた数えなおす ゆらゆら揺れる独り寝のベッドは 川を流れる小舟です 夜には世界中の独りぼっちが ランタンひとつ載せた小舟に揺られて 東の海へと流されてゆく たまに灯りが消える舟もあるが 決して話しかけ…

夜は水

葉を落とした街路樹の足元に 綺麗な鱗を見つけんたんだ きっと夜は水で この辺りには魚が泳いでいる それは遠い昔に絶滅した 誰も知らない無名の魚で さみしい人のそばで尾ひれを振りまいて 鱗を一片落とすのさ 夜の街を歩いていたら 知らない場所にたどり着…

永遠とか

時間とか、そういった概念がめちゃくちゃ怖い。 うまく説明する自信はないのだけど、自分への備忘録的に書いておきたいなと思う。久々にブログも発掘したことだし。 これはもう小学生とか、そんなレベルでずっと前からそうなんだけど、永遠ってことは例えば…

祖星

夢を見た。見渡す限りの暗闇、それは誕生して間もない宇宙であった。星が生まれた。この宇宙で最初の星であった。祖星とでも言うべきこの星は、しばしの明滅を繰り返した後、二つ目の星が生まれるのを待つこともなく、爆ぜてしまった。終始独りであったゆえ…